これからの私ブログ

過去の失敗談やこれからの人生について、40代主婦のブログ

息子の気持ちに寄り添う 子どもの問題 人間関係

 

 

私はこれまで、嫌な事や耐えがたいことに直面すると、

もうこれ以上関わりたくないと思い

その物事を辞めたり避けたりしてきました。

 

そうすることで、ある意味、身を守って生きてきました。

 

大人になると逃げ場がたくさんできるので、

大人は楽だと思います。

 

しかし子どもはどうでしょう。

義務教育で小中学校に通う子供たちには、

学校という社会に縛られて生活しなければなりません。

9年間も。

義務ではなくとも高校に進学したらプラス3年。

(大学や専門学校は縛られることはなく、自分の意志ですね)

居心地が悪くても、嫌なことがあっても、

基本的には毎日通い続ける。

それが当たり前のことで、それを受け入れて生活しています。

不登校になる子もいるでしょう。当然のことと思います。

 

毎日の学校生活を問題なく楽しめていたなら悩むこともないですね。

しかし、9年間も問題なく過ごせる人は皆無でしょう。

みんな何かしらの不安や不満、悲しみなどの問題を抱えて通っていると思います。

それが表面化するかどうかの違いです。

それでも楽しいことや嬉しいこともあるので通い続けられた、

または耐えて耐えて耐え抜いた、

ということだと思います。

 

我慢強い子は問題が表面化しにくいので、

なにかきっかけがないと親や教師はその子の問題に気付かないでしょう。

自然と弱音や愚痴が口からあふれ出す子は、

いつも問題を取り上げてもらえて親や教師からも守られているかもしれません。

 

家庭によって価値観が違う。

言っていいこととと悪いことの価値観が違う。

我が家ではありえない発言をよその子はしている。

我が子は傷つくのにその子は平気なのか?

 

大人になると、あまりにもおかしい奴には近づかないとか、

いちいち絡まれても相手にしなければいいとか、

頭で考えて対処できますが、

子どもだとなかなか感情をコントロールするのは難しいです。

子ども時代はまさにそういう

どうしようもない嫌な事を体験して学ぶ時期にあると思うので。

 

だけどやはり、息子が耐えがたい辛い言葉を投げつけられて、

毎回毎回しつこく絡まれて、

息子なりに言い返したり頑張っていても、

傷ついた心はもう傷つく前の心に戻りません。

 

息子は少し前に様子がおかしかったので

何かあったと思っていましたが、

その時は話したくない様子だったのであえて詮索しませんでした。

 

しばらくの時が経ち、息子の学校生活で少し気になる話を耳にしたので

それについて息子と話す機会が持てました。

そこから溜まっていたものが溢れてきて、

これまで何があったか大泣きしながら教えてくれました。

息子は、どうしようもない見た目の事を言われて傷ついていました。

それを言ってくる相手はしつこく、

毎回毎回絡んできて傷つくことを言ってくるとの事です。

 

その子は小学1年生のころからの問題児です。

親からの愛情不足だろうというのがどの保護者からみてもわかる子です。

歴代の担任の先生方も手を焼いていた子です。

 

その子にターゲットにされて、わざわざ傷つくことを言われて、

息子は大変怒っています。

アイツとは縁を切りたい。

アイツのいない世界に行きたい。

やり返したい。

などなど。

息子も気が弱いわけではないので頑張って対抗していたみたいです。

 

それでも、傷つけられると悲しいです。

悲しいのを我慢して外では頑張って、

昨日やっと家で大泣きし、大発散することが出来ました。

 

聞いていた私も怒りと悲しみで涙が出そうになりました。

これまではその子のことは少し同情的に大目に見ていましたが、

今回ばかりは大目に見てはいけないと思いました。

どうしようもない見た目のことで人を傷つける事は断固拒否です。

 

もう、その子と遊ばなくてもいいし、相手にしなくてもいい。

また何か言ってきたら無視すればいいし、なんなら学校行かなくてもいいよ。

と私も怒りを込めて言いました。

 

けれど息子は、学校には行くよと。

まぁ、その子とはクラスは違うし、もともといつも遊ぶ友達でもないので

登校拒否をするほどでもないです。

今後は相手にしないを決め込んで、

向こうが近寄ってこなくなれば平穏は取り戻せるでしょう。

息子もその子に言い返して嫌な気持ちにさせていると思うので、

お互いに関わらなければ傷つけ合わなくて済みます。

 

同じ学校にいていつかまた絡まれるかも、という不安は付きまといますが、

それも3月までの辛抱と思えば。

 

とにかく、

問題児に絡まれて嫌がらせをされて悩むなんて、

本当に時間の無駄だと思いました。

でもこれは、大人の私の意見です。

子どもにとっては、無駄ではない貴重な経験です。

人間関係や世の中を学ぶ、むしろ必要な時間なのでしょう。

ある意味、悪役をやってくれる相手に感謝かもしれません。

 

おそらくその子は寂しいのです。

寂しいから誰にでも「一緒に遊ぼう」とついてきて、

「いいよ」と優しく受け入れた子たちの弱点をみつけて傷つけ、

自分の心の隙間を埋めているのでしょうか。

昔からそうなのです。

その子の親は金品はたくさん与えているようですが、

もっと大事なものに気付かないのでしょうか。

 

価値観の違う分かり合えない相手に無駄に傷つけられて、

劣等感を募らせている息子が気の毒でなりません。

しばらくはコンプレックスに悩みながら生きていくことでしょう。

親がいくら励ましても、本人が思い込んで悩んでいて、今すぐには救えません。

自分の思春期も、親の助言は役に立ちませんでした。

自分で乗り越えて前向きになれるまで、

なるべく気持ちに寄り添って、悩める息子を受け入れて見守ります。

 

ダメなものはダメだと、親がしっかり教えなければいけない。

でもその判断基準が家庭によって違う。

だから、違っていて分かり合えない相手とは距離を置く。

そうするしかない。

今はそれで精一杯です。

 

久しぶりに息子の人間関係で悩みました。

この経験で親子ともに更なる成長を遂げたいと思います。

 

 

 

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