5か月で辞めた沖縄料理屋のオープニングスタッフバイト
24歳になる直前に細々と働いていたコーヒーショップを辞め、
次の仕事を探していました。
夢だった歌手は才能がないので無理だと悟り、
次の目標はライターなど文章を書く仕事が出来たらいいなと、
ライター養成講座に通っていた時期でした。
(元々書くことが好きでした)
そんな矢先、
最寄り駅付近の沖縄料理屋がオープニングスタッフを募集。
友達の彼氏の妹さんが働くことになっていたらしく、
「えりこちゃんもどう?」と友達から声をかけられました。
それなら心強いし、次にやりたい仕事が見つかるまでの間に働くのにいいかも!
と思い応募しました。
面接を受け、ホールスタッフとして採用されました。
夕方17時から朝5時まで営業でしたが、私は17時から11時頃までのシフト希望。
オープニングスタッフなので全員このお店で働くのは初めて。
研修から始まり、和気あいあいの雰囲気。
ホールスタッフは全員20代女性。
キッチンスタッフは全員20代男性。
店長は30代後半男性でした。
おしゃれ風で沖縄料理をベースにした創作料理居酒屋。
出来立ての店舗はきれいで、お客さんもたくさん入り、活気あふれるお店でした。
バイト仲間は、フリーター、ミュージシャン、会社員(バイトは副業?)など。
個性派ぞろいでしたが、基本的に仲良くやっていました。
ホールスタッフの仕事内容
●接客全般
●お酒含むドリンク作り
●配膳、片付け
●掃除
仕事内容は簡単なので誰でもできます。
まだ若かったので体力もありましたし、
誰にでも愛想を振りまくことに抵抗はなく。
自分以外の人間がなにを考えどう行動するのか、というようなことに興味があり、
人と接することが好きでした。(人間観察をしていました)
次第に、深夜からラスト(朝5時)までの時間帯も働いてみたくて、
たまに朝まで働いていました。
けれど深夜から朝までの労働は、私には合いませんでした。
朝日を浴びて帰宅し部屋を暗くし寝る。
昼下がりに目を覚まし夕方出勤する。
これでは体のリズムが狂います。
朝起きて日の光を浴び、夜に寝る。
という生活が恋しくなってきました。
お店は順調にお客さんが入り盛況していましたが、
店長が日に日に疲れてクレイジーになっていくのが見ていられませんでした。
ざっくり言うと、テンションのアップダウンが激しくてついていけない感じです。
いきなり大きな声で怒りだしたかと思えば、ヘラヘタ陽気に笑っていたり。
正直、怖かったです。
クレイジー店長は家に帰らずお店に寝泊まりすることも多々。
飲食店なのに清潔感に対する意識が緩いところに嫌悪感を抱き始めました。
そんな矢先、付き合っていた彼氏と将来の話をするようになり、
今の自分のはこのままでいいのか?と考え始めました。
24歳、まだまだ挑戦してみたいことがありました。
結局、この沖縄料理屋は5か月働き辞めました。
辞めた理由
●当時付き合っていた彼氏(現夫)と結婚話が出た。
●昼間の仕事をしばらくやったという経歴を作ってから結婚したいと思った。(自分の中のケジメというか)
●太陽の光を浴びる時間も減り、生活リズムも狂う。
●心身の健康に良くない気がした。(心身ともに健康な状態で結婚に進みたいという理想)
●クレイジーな店長と関わるのがとにかく嫌になった。
店長には昼間の仕事がしたいと言って辞めました。
5か月しか続かなかった…
とまた少しガッカリ感はあるものの、
これは次の人生へのステップだから良しとしよう!
と前向きに?懲りない私。
まったく、なにをやっても続きません。
続く
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