これからの私ブログ

過去の失敗談やこれからの人生について、40代主婦のブログ

クリニックの受付② アルバイトから社員登用 女の人生 入れ替わるアルバイト

前回の続きです。

 

rumoko11.hatenablog.com

 

そんなこんなで採用されてから半年程の時が経ち。

ある日、院長から「社員にならない?」とお声かけ頂いたので、

迷いなく社員にしていただきました。

 

社員になると、月給19万円、ボーナス、有給休暇、社会保険あり。

給料はまぁ、こんなものかと、高望みはしませんでした。

 

ボーナスも年に2回、10万円いかないくらいの金額をいただきました。

金額関係なく、人生初のボーナスは嬉しかったです。

 

お給料のほとんどは家賃に消えていき、

食費光熱費など毎月の必要経費を差し引くと、

手元に残る金額は微々たるものでした。

 

贅沢は出来ませんが、

自分だけの生活ができていればいいやと思っていました。

 

当時付き合っていた彼氏(現夫)は、

私の一人暮らしの部屋に転がり込んでいてほぼ同棲状態。

 

それを職場のA先輩に話すと

「家賃半分貰ったほうがいいよ?

一緒に生活してるならちゃんと貰って責任持たせないとダメだよ!

私は彼氏に家賃半分貰ってる」

と言われました。

 

私が自由に生活している中にいつしか彼氏が居座るようになり、

結婚したいと言われてはいても本当に結婚するかどうかはわからない。

 

いつ別れることになるかわからないし、

そんな時はきれいさっぱり別れたい派なので、

彼氏に家賃を払ってもらおうとなんて考えたこともなかった私は、

A先輩の発言にカルチャーショックを受けました。

 

「お、女の生き方とはそういうものか!!」

 

A先輩は美人さんで、何年か同棲している彼がいました。

彼はけっこう年上らしく昔気質で、

料理や洗濯などの家事もA先輩にさせているとの事。

 

「食事の用意もさせられてるんだから、

家賃くらいもらわなきゃ!むしろ食費だって」

と、A先輩しっかりしてるというか、

妻みたいなものじゃないかと思いました。

 

なるほど、同棲とはそういうものか…。

その頃、私の彼氏もサラリーマンで疲れて帰ってきて、

なぜか私に料理を作ってほしいと言ってきていました。

 

私だって疲れて帰ってきてるのに、

なんで私が料理してあげなきゃならないの?と本当は嫌だったのですが、

彼氏のほうが帰りが遅いし、結婚生活の予行演習か?と思い、

しょうがなく作っていました。

楽しさ半分、面倒くささ半分。

 

先輩と同じような状況なので、

私も彼氏に家賃を半額請求してみました。

「…まぁ、たしかに。いいよ、払うよ」

あっさり承諾してくれた彼氏。ちゃんとしてるじゃないか。よしよし。

…こうなったら本当に結婚するかも?

 

A先輩のお陰で、私の人生の女度がアップしたように思いました。

「男に責任を感じさせるところがなんとも女っぽい!」

というのが当時の私の感想です。

 

淡々とクリニック社員生活が1年ほど続きました。

珍しく短期間で辞めていなのは、

彼氏と一緒にくらしていたからだと思います。

 

なにも問題のない毎日だったわけではなく、

いいこともあれば悪いこともありました。

それでも彼氏と毎日顔を合わせ、

お互いに愚痴を聞いてもらったり聞いたり、

無意識にも支え合っていたのだと思います。

 

あと、誰にも文句を言われないような結婚をするため、

フリーターからの脱却という目標があったから

意地でも頑張っていたようにも思います。

 

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ここまでの一年間、クリニックではいろいろありました。

派遣だったB先輩が諸事情により派遣契約終了になりました。

 

そのB先輩が派遣契約終了した後に入ってきた新しいアルバイトは

20代前半のかわいらしい子(Cちゃん)でした。

順調に仕事を覚えていったCちゃんも私同様、

院長から「社員にならない?」と声を掛けられました。

しかしまだ若かったCちゃんは社員のお誘いを断り、退職することになりました。

 

さて、Cちゃんの辞めた後に入ってきたアルバイトさんはというと、

クリニックの近所に住んでいるアラサー主婦Dさん、

新婚の25歳主婦Eさん、

一般病院で院長秘書経験のある25歳独身Fさん。

 

三人ともなかなか個性的な方々でしたが、

なぜか短期間で辞めちゃいました(いつかの私みたい)。

 

そして次に入って来たのは、

面接時にちゃんとスーツを着てきたGさんでした。

 

私もそうでしたが、

ここで私が見てきた限りではアルバイト面接にスーツで来た人はいませんでした。

けれどこのGさんはスーツを着て、きちんとしていそうな出で立ちでした。

きっとちゃんとした社会人経験がある人なのだろうと想像できました。

Gさんは子供はいないアラサー主婦。

無事にGさんで定着しました。

 

 

続く

 

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