素敵な書店で働いてみたくて下見をしに行った時の話
2年程前、またどこかで働けたらと思い
せっせと求人サイトで仕事探しをする日々を送っていました。
事務系から接客業など、あらゆる情報に目を凝らし
気になるものをお気に入り登録したりしていました。
そんな中、とても気になる書店が出てきました。
都心にあるのですが、通勤時間は40分くらい。
時短勤務は無理そうな雰囲気が求人情報から伝わってくるのですが、
素敵な書店なので気になり、憧れてしまいました。
求人情報を何度も確認したり書店のHPも見に行ったり、
雰囲気を確認するために調べまくりましたが、
やはり「実際に行ってみなければわからない!」と思い
翌日、その書店に行ってみました。
カフェも併設された新しい店舗のようで、
とてもキレイでお洒落な店内でした。
一番気になるのはどんな店員さんがいるのかということ。
本を探しているふりをしてレジの店員さんや
在庫補充している店員さんをチラチラ見ました。
もしかしたらレジの人と目が合ってしまったかも。
とっさに視線を逸らしたり、私は挙動不審だったかもしれません。
「どのような配置かな?
児童書コーナーが子どもが楽しめる作りになってる。
たくさんの本を目にすることが出来てわくわくする。
在庫管理や補充など力仕事もあるだろうな。」
などなど、いろんな想像をしながら店内を巡りました。
当然ですが店内は静かで、
店員さんたちは落ち着いて真面目そうな雰囲気。
私もあそこに並んだら真面目に見えるよ絶対、
なんてくだらないことも考えました。
下見もしつつ、ちゃっかり本も物色しました。
子どもに読ませたい本と、自分が読みたい本を買うことに。
実際に買うことで店員さんの接客の様子もわかります。
あらゆるチェックを終えて、併設されているカフェでお茶をすることにしました。
実はこの書店の求人には併設するカフェのスタッフの募集もありました。
カフェのスタッフも気になったので、こちらも下見を兼ねていました。
カフェスタッフは書店の店員さんよりは若い層で
堅苦しくない雰囲気。
「制服が可愛すぎるな。
ランチタイムは忙しいだろうな。
私ももう若くないからこの雰囲気はなじめないな。
若いっていいな…。」
と心の中で戯言を抜かしながらアイスコーヒーを飲みました。
下見の結果はというと、
- この書店は素敵で働いてみたい。
- けれど通勤に40分もかけたくない。
- 希望する曜日・時間帯だけの勤務は出来なさそう。
- 多分ほぼフルタイムのつもりじゃないと採用されない
ということで挑戦は諦めました。
書店もカフェもお客として楽しませてもらいます。
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