幼稚園の保育補助パート① 9年ぶりのお仕事 社会復帰(体力勝負)
次男が小学校に上がる頃、
知り合いが働いている幼稚園から
「パートでお手伝いしていただけませんか?」
と声をかけられました。
正直なところ、私は子供の頃から人生において一度も
幼稚園や保育園の先生になりたいと思ったことはありませんでした。
(ピアノの先生になりたいと思ったことはあります)
これまで一度も保育や幼稚園教育に興味を持ってこなかった私だけど大丈夫?
と、少し不安がありましたが、
知り合いの働く幼稚園で先生方の事もなんとなく知っているし、
社会復帰するにはいい環境かもしれない。
あまり長くは続けたくないけど、挑戦してみようと思いました。
保育補助のパート。
時給は950円スタート。
週2~3日。
8時半~14時半勤務。
最初の1年はこんな条件で始めました。
ちょうど小学1年生になる次男が寂しい思いをしないか心配でしたが、
次男の帰宅時間と私の帰宅時間がちょうど同じくらいで、
心配するほどの問題はありませんでした。
仕事内容は、
●登園の準備、掃除。
●園児の活動を危険がないよう見守りながら一緒に遊ぶ。
●主に園庭での見守り(夏は暑くて冬は寒い)
●雨の日はお遊戯室を開放。その見守り。
●園児のお着換えやトイレの補助。
●お弁当を一緒に食べる(ちゃんと食べるように促しながら)
●教室内で活動中も見守り、補助。
●降園後の園内、トイレ掃除。
●活動に使う製作物の作製、準備。
ざっとこんな感じです。
幼稚園の方針に沿って園児を促したり、遊んだり。
いつも笑顔で子ども達に接しました。
いろんな子がいますが、どの子どもたちも可愛いかったです。
自由保育で1日の大半が自由遊びの園だったので、
必然的に保育補助パートは勤務時間の大半を園庭で過ごします。
外遊びは子どもにとって大事な経験です。
それはよくわかります。
仕事なので真面目に働こうと思いました。
私なりに精一杯、園児たちと鬼ごっこやかくれんぼ、
砂場遊びに大縄跳びなど、
走り回ったり体を動かして遊びました。
とても疲れました。
疲れ知らずの園児たちは「もっともっと」とノンストップ&エンドレス。
「この先生と遊ぶと楽しい!」と思われてしまうと最後。
毎回顔を合わせるたびに「遊ぼう!遊ぼう!」と誘ってきます。
「今日は無理。もうヤダ」なんて言えませんので、
「いいよ~、あそぼう」と笑顔で受け入れました。
(慣れてくると、「ちょっと休憩させて」とか言えるようになりましたが)
外遊びで一番つらいのは、毎日長時間紫外線を浴びてしまうということでした。
私は日に焼けやすく、シミができやすいのです。
帽子をかぶったりアームカバーをして対策をするものの、
真夏は暑すぎて苦しい。
夏場の園庭は地獄でした。
我が子が二人とも小学生になり、
「公園遊びに付き合う毎日も終了!やったー!!」
と内心喜んでいたのにも関わらず、
まさか仕事で外遊びに付き合わなければならないなんて
とんだ計算違いでした。
もう少しよく考えれば良かったと少し後悔もしたり。
お部屋遊びの時は、
おままごと、ごっこ遊び、車、電車、戦いごっこなどがエンドレス。
私もついサービス精神が働いてしまって、楽しく遊んでしまうのです。
園児も楽しんでくれて、
毎回遊んでくれそうな私を見つけては同じ遊びをせがまれます。
私もそれを無下に出来ないので付き合います。
次第に疲れてきて笑顔が引きつってきます。
園児が降園した後の園内掃除のほうがホッとしました。
むしろ掃除メインで雇ってくれないかなと思っていました(用務員みたいな)。
でも幼稚園としては保育補助が必要なんですよね。
療育が必要な子がいると、
その分クラスに保育補助を補充する必要があったりするみたいです。
保護者としても、クラスに保育者が多いほうが手厚く感じて安心もします。
年少クラスはとくに補助要員が複数名在籍していました。
続く
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