派遣のお仕事 営業事務に挑戦 OLに憧れる
ライターもやりたいけど、ちょっと勇気が出ない。
それならば、まだやったことのない事務系の仕事に挑戦してみたい、
OLみたなことをやってみたい。(憧れ)
でも自信がないのでとりあえずパソコン教室に通おう!
ということで、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」が取得できるコースに通いました。
※費用は親が出してくれました(親に感謝。親に心配かけて生きてきました)
短期集中であっという間にMOSを取得し、事務職を探してみました。
またもや派遣です。
以前、1か月で挫折した派遣とは別の大手派遣会社に登録をして、
未経験からでもできる事務の仕事を希望しました。
そして紹介されたのが、某大手企業の子会社の営業事務でした。
営業事務がどういう仕事なのかよくわからないけれど、
「とにかくやってみよう!」
という持ち前のチャレンジ精神で飛び込むことにしました。
ただ、最初からネックだったのは、自宅から片道1時間弱という通勤時間。
派遣に登録した時には近場で希望したはずだったのに、なぜ?と不可解でしたが、
他の条件はあっているからと、派遣コーディネーターさんに上手く言いくるめられたような。
それでも「OLっぽい」というイメージに好奇心が掻き立てられたのでした。
しかし遠すぎる…早起きが得意ではない私には高い壁でしたが、
頑張って早起きしてちゃんとメイクをしてOL風に装って通勤しました。
けっこう辛かったです。
満員電車で肋骨が折れるかと思った時は通勤ルートを変えました。(複数の路線があってよかった)
通勤が辛くてそれだけで心が折れそうでした。
仕事内容
●営業さんの持って帰ってきた売り上げデータを、会社専用システムに入力する。
●いろんな人に電話かけたり、部長や経理の人にハンコ押して貰ったり。
●同じビル内の親会社の人に書類を届けたり、近所の取引先に製品を届けたり。
覚えているのはこんなものです。
なにせ、3か月しか持ちませんでしたから…。
なんだか暇な会社でした。
「今、何もすることないかも!?」という時間がよくあり、持て余してました。
私の前任で引継ぎしてくださった方も持て余していたことがあったみたいで、
引継ぎの3日間すらも間が持たなくて気まずかったです。
そのうえ、課長が放った「うちはなくてもいい会社だからね~」という発言で、
なんだかやる気が半減しました。
「なくてもいい会社」
なんとなく理解したのは、その子会社が親会社の為だけに製品を作っているようだ、ということでした。
ま、そうであっても派遣として高い時給(1400円くらい)をもらっているので、真面目に働こうと思いました。
派遣って、仕事はできて当たり前という前提があると思うんですけど、
私の場合は事務経験は初めてで戸惑うことばかり。
不慣れで焦ってうまくいかないことってありますよね。
その一番の失敗は、「電話」でした。
ある日、本社から何か確認の電話があったのです。
入ったばかりでいろいろな事がまだよくわかっていない私は、
確認に対しての明確な返答が出来なかったのです。
しかもビクビクしながらの電話対応に先方(関西弁の女性)はイライラしたんでしょう、
電話越しに関西弁でめっちゃどストレートに怒られました。(怖い!)
それはそれは衝撃的で、
受話器を置いた後の私は堪えきれず泣いてしましました。(やばいやつ)
職場で本気で泣くなんて(しかも派遣で)、
かなりまずいことだと分かるのですが、
本当に世間知らずで未熟者だった私は涙をこらえることが出来ませんでした。
泣いてる私に気付いた女性社員(元派遣)さんがトイレに連れて行って慰めてくれました。
めんどくさいのが入ってきたな~と思っていたことでしょう。
泣いてしまって気まずくても、起こってしまったことはしょうがないので、
その後は普通に過ごしました。(意外と立ち直りが早い)
その後も関西弁姉さんからの電話にはビクビクでしたが、
「もう絶対に泣かない!分からない事は誰かに確認!応対はハキハキと!」
と、自分を戒めました。
~派遣のお仕事②へ続く~
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